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30個のおはじきがある。二人のプレイヤーが交互にそこから1~3個のおはじきを取っていき、最後の1個を取った方が負けというルールでゲームを行う。
例:Aが2個取る(残り28個)→Bが3個取る(残り25個)→Aが3個取る(残り22個)→Bが1個取る(残り21個)→Aが3個取る(残り18個)→Bが2個取る(残り16個)→Aが2個取る(残り14個)→Bが1個取る(残り13個)→Aが3個取る(残り10個)→Bが1個取る(残り9個)→Aが2個取る(残り7個)→Bが2個取る(残り5個)→Aが3個取る(残り2個)→Bが1個取る(残り1個)→Aが最後の1個を取る→Aの負け
さて、実はこのゲーム、先攻か後攻のどちらかに限って100%相手に最後の1個を取らせることのできる必勝法がある。
それは一体どんな方法だろうか?
……一見すると相手が取る個数によってゲーム展開が変わるので、必勝法などないように思えます。しかし、順序立てて考えれば、真相にたどり着くことができますよ!
以下はヒントです(反転して読んでください)
ヒント①:このゲームは、29個目のおはじきを取った人の勝ちです
ヒント②:自分が29個目のおはじきを取るためには、相手に何個目のおはじきを取らせればよいでしょうか? そして、そのためには自分が何番目のおはじきを取ればよいでしょうか?
ヒント③:ズバリ、必勝法を使うことができるのは先攻のプレイヤーです
それでは正解発表です!
なんとこのゲーム、先攻のプレイヤーが必ず勝つことができます! その方法とは、
①最初に1個取る
②それ以降は、相手プレイヤーが1個取ったら自分は3個、2個取ったら自分も2個、3個取ったら自分は1個のおはじきを取る(相手の取った個数+自分の取った個数=4になるようにする)
たったのこれだけです。この手順を行うことにより、自分は1個目、5個目、9個目、13個目、17個目、21個目、25個目、そして29個目のおはじきを確実に取ることができます。「29個目のおはじきを取りたいなら、25個目のおはじきを取ればよい」ということに気が付けたかどうかが分かれ目ですね!
さてさて、今回の頭の体操はここで終わりません(笑)
この問題をさらにグレードアップさせた難問を用意しましたので、ぜひ考えてみてください!
上記のゲームに、「各プレイヤーは1度ずつパスを使い、自分の番を飛ばすことができる。ただし、相手のパスに続けてパスを出すことはできない」というルールを付け加える。
この時、必勝法は存在するだろうか? また、存在するとしたらどのような方法だろうか?
解答は、また次回のブログで!
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